ただ其れだけ!

2015/10/26(月)
昨日は翌日(つまり今日)の通院準備に気を取られアップするのを忘れました。
何時もならPCでエクセルを使ってグラフを作成しているのだけれど、細かい修正が面倒になり手書きでグラ用紙に書き込んで見たが、発病して間もない2008年からの数値をCRPだけに限って書きだしたら、上限値0.3に対し超弩級の4.67(2011年)を筆頭に1.0オーバーがざらだった2013年の10月頃までは耐え難い毎日ともいえるものだったのを思い出した。
人間と言うのは可笑しなもので辛かった事は忘れてしまうと言う事実が有る。とは言っても私の持病に限って言えば楽しかったなんて事は無く、兎に角大変で遠出する事を躊躇してしまい気分としてはどうしても内向きになり、それが表情に出ている事に私自身気が付かない訳で、少し前に、話すとはなく話した事に「お父さんは表情に生気が無く、笑い顔も余り見た事が無い----一時期まで」との妻の言葉に返す言葉も無かった。
その様な中でも2013年の末頃から症状が悪いながらも安定し始め、娘の結婚式で沖縄に行く為自分で車を運転して隣の県の空港まで行き、LCCの飛行機で途中乗り換えながら沖縄まで出かける事が出来、今年の5月には東北の御袋の所まで息子の運転で行ったり、つい最近では娘の子供のお宮参りに県北まで娘の旦那が運転する車で出かける事が出来るまでになったのは、つらい闘病生活の中での楽しい思いでになる出来事だった。
思えば、玄関先から物置に行くまでの間に突然便意を催し間に合わなくなる事が常態化し、近郊への買い物に車で出かけるのは20分程度が限界で、車中で便意を催すと悲惨な結果を招くと言う実に情けない事が有った事が「そんな事もあったな」なんて他人事のように話す事が出来るようになったのは多分良くなっているんだろうと思う。
色々書いたけれど、此れは何時も心の中に鬱積したような、わだかまりが有り、今日の定期通院時で主治医に手術に関した自分なりの考え、近視眼的な考えである事を承知の上で「現状には満足しているので手術の事は考えたくないと言う気持と、何れやらなくてはならない事と考えている」つまり現状何の不都合も無い(トイレ回数にしても!?)と言う事を伝えたら主治医が真剣に聞いていたのを見て安心したような気持ちになり、更に話し合った所「CRPも結構良くなってきているしこのまま様子を見ましょう」と言う事になった。
少し付け加えるが、第一外科での14年度の大腸に関する手術の実績で大腸癌で100例以上有る物の、UCでの大腸全摘(肛門温存と一時的なストーマーの造設)が5例しかない事を指摘し、手術を受けるならば経験豊富な横浜市民病院で受けたいと言う気持もあるが、当病院の施術経験者の声も聴きたいし悩んでいる、と言った旨の事を言ったら「話を聞く場を設ける事が出来たらいいのだけれど」と多分本音の様な言葉を聞く事が出来たが、主治医は「私はあそこは勧めません、あそこは外科医ばかりいるので」---多分内科的治療から手術に至らざるを得ない経緯を知らずにやるのはハイリスクが有ると言いたかったのかも? で、更に「私は兵庫医大を勧めます、あそこは術例が豊富なので」とも言い、紹介しても良いと、さも言いたげな印象を受けたが、最後に「横浜でやるならまだうちの方が良い、結果も良いし」と、言わば「語るに落ちる」的な物言いをしてくれたのは本音だったのかも?
長々と書いたけれど、モヤモヤしていた物が消えました。
それから、プレドニンとは完全に離脱しました(リンデロン坐剤は使っているけれど)。
8月から使うのを独断で止め今日現在まで大きな不都合はなく過ごせました。
此のままの良いと思われる状態を持続させたい、ただ其れだけ!