暗い気持ちになります。

2015/8/31(月)
今日はUCの定期通院日。
化学療法室での点滴開始時間は担当医の都合で20分程遅れ、始まったのが09:40で、終わったのが12:40と丁度3時間。予定では2時間なのだがアレルギー防止の為のステロイドの点滴が入る為か、どうしても3時間近く掛る様子。
結局会計を済ませ、投薬受領が終わったのは14:00を過ぎた頃でした。
さて、CRPは0.5と、上限値を0.2オーバー。
主治医は手術を勧めます、何故拒むのですか!?との話になってしまうのは前回と同じなのだが、要するに現在の服薬と点滴による内科的治療は寛解期に持ち込む事が困難(慢性持続型と言う病態)であり、内視鏡検査の結果は去年とほぼ同じとは言え何時癌化してもおかしくない状態なので体力が有る内に手術をした方が合併症が少ない、また、肛門温存と言う術式を選ぶにしても直腸(肛門に極近い部分)で癌が発症したらそうも行かず終生人工肛門を装着する事になるので、と言う事。
更に、他の医者100人に○○さんの(私の事)症状を説明したら90人までが手術を勧めると思います! とまで言われた。
少し説明すると、肛門温存の術式は2期に分かれ、
1期目が、大腸全摘→小腸の出口にJポーチ縫合→Jポーチの出口を直腸(極力肛門に近い)に縫合→Jポーチ閉鎖→小腸出口に人工肛門を増設し右脇腹にポーチを接着(ここまで約7時間)。
此れが1期目の内容。
腹腔内の各縫合部が完全に接続した事を確認出来るまで3カ月〜6か月程時間を置き、その間は人工肛門での生活を送る(ポーチは接着式で、使用限度は2〜3回)。
2期目は、小腸に増設した人工肛門を閉鎖(右脇腹の臨時肛門も閉鎖)→Jポーチ解放。
と、以上の様な感じでの手術が2回行われ、腹腔鏡手術と開腹手術を併用する事になるとの説明で、身体障害者の等級は4級になると言う事も話されたが、此れは第一外科でのミーティング時の事。
肛門を温存しても心配になるのが漏便(括約筋の働きが弱くなる事で生じる)、人工肛門になるとポーチは就寝時も装着したままなので、寝返りを打つと漏れ出す、開腹手術は直腸付近の切除と縫合になるが、その際に前立腺付近にある神経を間違って切断した場合、男性機能が失効---勃起不全、小便の垂れ流し等のデメリットと言うか、リスクがあると言う事。
以上様々な事を調べれば調べる程判明してくるので主治医には「先生が仰ることは分かります、ふんぎりがつきません」としか答えられなかった(嫌だとは言えない---分かっているので)。
通院する度暗い気持ちになります。