2013/11/2（土）
山本太郎（馬鹿なのか！利口なのか？分からない者）がとった行動が波紋を広げている。思想信条の自由、主義主張の自由、何れも現在の日本では官憲による規制は無い全く何でも有りの本当に自由な国家では有るが、山本が言う様な、或いは伝えようとする事を天皇が知らないとでも言うのだろうか？多分天皇は凡人以上に世間の事を熟知しており心の中では、何か出来る事があればと言う気持ちが人一倍以上に有る事と推測致しますが、戦前とは違い戦後の皇室は日本の国の象徴と言う形で存在しており政治的な事には一切触れる事が出来ない立場である事を国民はもとより、日本の国の政治家、更には国際政治上も周知の事実である事は疑う余地もない事。
山本は原発事故に関する様々な状況を天皇に直訴しようとして手紙を渡そうとしたらしいが、様々な状況を改善なり是正するのが政治家の勤めであり議員として与えられた権限でもある筈、その様な事をわきまえずに起こした行動は、やって良い事と悪い事、或いは明文化していない事であっても常識的には駄目な事の区別がつかない極めて無知な人間としか言えないのでは？
様々な考えがあり、様々な意見があるので私が書いた事に異論を唱える方が居ると思いますが、以上書いた事は様々な考えの中の一つとして捉えていただければと思います。蛇足かとは思いますが、かの有名な田中正造も直訴をした人ですが、この方の場合は一切の役職を無にして、つまり身辺を整理した上で直訴に及んだわけですが、この場合は警察官に制止されて望みは適わなかったと言う歴史上の事実が残されています。時代が違う！と言うかもしれません、確かに時代は違いますが事に及ぶ際の覚悟と言う意味では今も昔も変わる事はないと考えます。
タレント議員という言い方は私個人としては使うべき言葉ではないと思っています。進退窮まって議員を辞職しなければならない事態になっても、別にどうって事無いよ、またタレントをやればいいんだし、なんて気持ちで居るかどうか分からないけど、議員になるのなら退路を断って真剣に国政に挑むべき（山本の志は知る由もないが！）。
