本当に困ったもの。

2014/5/26(月)
中国の戦闘機が自衛隊機に異常接近したというニュースが流れているが本当に困ったもの。一般的に軍隊の航空機のパイロットは佐官クラス、つまり少佐。中佐、大佐クラスの上級将校であり、これは単純に飛行機の操縦テクニックだけではなく国際政治に関する知識を有しており、やって良い事と悪い事の区別がつくだけではなく極めて冷静な判断、それも瞬間的な判断が出来るエリート中のエリートが乗っており、今回の様な悪質な挑発行為が後でどうなるのかは分かり切った話なので、自由主義社会の軍人であればこの様なバカげたことはしないもの。
旧ソ連時代や現在のロシアの軍用機も日常的に日本に飛来するが、一線を越えるような事はしない様子(スレスレの事は日常茶飯事らしいが)。
中国は旧ソ連時代にアムール川に接したソ連と中国の国境線で軍事衝突とまでは行かなかったが、寸前までいったというニュースが今から30年以上も前にあったし(国境線争い)、最近の事では中国の戦闘機が米軍の軍用機にわざと接触して不時着させ、米軍の軍用機の性能(様々な物で、機密情報も有る)を調べた…アメリカ側は返還要求をしたが、中国側は骨の髄までシャブリ尽してからようやく返還をしたという経緯が有る。
今回は中国とロシアの海軍による合同軍事演習の様子を自衛隊機が偵察行動をしていた所に威嚇行為と言うか挑発行為をしたというのが本当の所で、日本側の抗議に対し「自衛隊機が我々の軍事演習の邪魔をしたからこの様な行動をした」と開き直っている。
近々では尖閣諸島付近での射撃管制レーダーの照射を自衛艦や航空機に対して行っている(米軍であれば、この様な事をされた場合、即座に反撃をしていた、かも知れない!?)。今回の自衛隊側の飛行機は1機が情報収集機(一種の偵察機だが戦闘機とは違い結構大きな物)と戦闘機が1機だった。
今の中国の政府を代表するのはシュウキンペイと言う可成りタチの悪い人間だが、軍部に対して統制力が然程効かないと言った様な事をニュースで読んだ事が有ったけど、やるな!と言う事に対しては軍部はきかないけれど、やれ!と言う事はやるのかな? それとも国際政治、国際的な慣例(軍事面での事)に関心が無い軍部の上層部の指示によるものなのか、現場のハネッカエリが功名心で行った物なのかは分からないが、米軍を相手にしてこの様な事をしたらどうなるのかな? 多分米軍側は何もせずに(現場のパイロット)世界中にこの状況を公表するんだろうな(日本側も世界中にこの危険な状況を公表している最中!?)。
さて、このような話はこの位にして、菜園。
茄子の苗が10本程有るが、この中から一番元気が良さそうな物を2本定植し、夕べ収穫したレタス(1個)の跡に残っていたレタスの苗を定植した。
今は時期的にどの種を植えても確実に発芽するのでレタス(今度はサニーレタス)の種を植えて秋口まで食卓から消えないよう作って行く心算。
(昼食前に近くのスーパーに買い物に行ったついでに先のサニーレタスの種と千成瓢箪の苗1本購入したので明日辺りにでも植え付けるかな)