個人的な思い!?

2015/7/2(木)
和風総本家を見たが、日本人である事に誇りを持てる本当に良い番組なんだなと個人的に思って必ず見る事にしている。
今日のはハンドメイドの製品が海外で尊敬の念を持って受け入れられていると言う様な内容だった(今までもそうなのだが)。
日本人の繊細で丁寧な、そして責任感が有る物作りの姿勢がその様な評判を得るのだと思っているが、手先の器用さと言う面で考えると、私が子供の頃は「肥後守」と言う折り畳みナイフが安価で売られており、大抵の子供達(男子)が持っていた。そして其の頃の時代は物が余り無く、有っても高価(子供にとっては)でチャンバラごっこをする際に使う刀は工事現場に捨ててある廃材(木材)を貰ってきて、自分でかのナイフを使って削り出して刀を作ったり、パチンコ(ゴム紐を利用した投石器)を作るのに木の枝のY字型の部位を切り取って作ったりと、色々な場面で活用していたけれど、そのナイフはロック機構が無い為、ポケットに入れて歩いている時に転んで、自分が受傷すると言う事故が多かった事から、歯先を「菜っ切り包丁」の様にカットされた物に販売が移ったまでは良かったが、其の内にPTAの母親連中から所持禁止の声が上がり、結果的に衰退して行き、鉛筆削りが手回し式の削り器に移り、等から手先を使う道具が少なくなってきたと言う事実。女子の場合には編み棒による手編みで様々な物を編んだりしていたのが、編み棒が自分や、他人に刺さり危険だと言う事から何時の間にか下火になったり。
世の中がアメリカナイズされてきて、使い捨てが当たり前になってきた事から、物を大切にすると言う意識が薄れてきたりと、何か分からないが日本人の良さが変わってきているのでは? と言う気持に、このTV番組を見ていながら考えてしまう様な事もありで、何とも奥が深い番組と思います(個人的に)。