検査当日。

2011/6/14(火)
朝6時に起こされ下剤を飲み始める。自分で2リットルを作り2時間掛けて全部飲むわけだがこれが中々大変、まず味が不味い、飲むと吐き気がするのだが、内視鏡検査ではこれをやらないと出来ないので仕方が無い。
今まで3回やったが今回は楽だった、理由は内視鏡操作時に空気を腸内に入れて膨らませながら見るのが今回は二酸化炭素ガスを使った為、膨満感が極めて少ない、つまり二酸化炭素ガスは体内に吸収されると言う特性が有るからで、自分自身でガス抜き、つまり屁をしながらと言う行為をしたのは2回のみで、時間にすると1回当たり5秒にも満たなかったと記憶している。今までは空気を入れながらだったので検査中放屁しっ放しと言う状況と(これが楽と言う私が得た経験)、担当する医師もあまり上手ではない為、下行結腸から横行結腸に内視鏡を移動させる時に、助手が患者のミゾオチ付近を両手で押し付けて内視鏡先端を曲げる(下行から横行結腸に至るにはL字型に曲がっている為)と言う未熟な操作を行う結果患者自身は大変な苦痛を強いられるという状況だったのが、今回は私の主治医でありUCに関しては県内トップクラスの医師(医療技術、検査技術、経験等)と言う事も有り、内視鏡挿入時の痛みも無く助手による手伝いも無い、つまり内視鏡操作は自分の指先と同じ感覚で出来る(私個人の思い)程の熟練者なので変に構えると言うか体を強張らせると言う事もなかったと言う事。只生体検査の為潰瘍部のサンプリングを数か所行ったのが気持ち的に疲れた。これは妻もサブモニターで見ていたので、当然私自身も見ていた為鉗子で摘み取る状況がハッキリと見えたのがそのせいと思う。腸そのものは痛みを感じる事は無い、つまり私自身痛みは全く感じないのだが視覚的に、と言う事。
時間そのものは20分も掛からなかったと思うが家に帰ってから横になっていたら、少し眠ったみたい、疲れたのかな? 精神的に。