老朽化の続き。

2012/12/20(木)
昨日に続き、見切った業者の事を少し。開口一番、寿命なのでポンプ交換(Assy)とはね、別の業者は部品交換で修理してくれたので先の業者の儲け主義がハッキリ判ったし、、第一5年程度で寿命と言い切る厚顔さに本性が判った、と言う事と、いい加減な仕事振り、此れは最初の水漏れの時の作業を見ていた時の事で、風呂場の床を削岩機で掘り出して、水漏れをしている配管のT型接続部を切り取って半田付けをしている際の状況が「トーチランプで炙って半田を流し込む」と言う荒っぽい仕事、私自身半田付けを仕事の一部として経験しているので、銅パイプを接続する際は、パイプをサンドペーパーで素地を出してから、フラックスで半田をのり易くし、半田を全周に浸透させて接続し、通水して漏れが無い事を確認して完了となるのが正規の作業、と理解しているので、いきなりトーチで炙って半田を流し込み、通水もせずに埋め戻すという作業を目の当たりにして「ど素人並みの作業では信用出来ないな」と思ったと言う事。
水漏れは此れから5年程経過してから再度起こったので別の業者に依頼して修理をし、それから一年程経過してから、また水漏れを起こしたので今度は私自身が注文を付け「土中の配管は其のままにして、新たな配管を家の壁伝いにして欲しい」として工事を依頼したら2日間(正味一日)で完了し、浴室のタイル壁に新たな蛇口を設置して貰ったが、実に丁寧な仕事で文句の付けようが無い仕上がり、まあ、細かい事はあったが此れは工事に付随した些細な事で問題無く解消した。此れはつい1週間程前の事。あとは畳替えしとか、屋根瓦の漆喰剥がれ(此れは近所に住む左官屋が知り合いだったので、お礼に御菓子の詰め合わせを渡して完了…複数の屋根屋に聞いたら『屋根瓦を葺き替えなければ駄目だ、等ととんでもない寝言を言われた』…漆喰剥がれは全部で合わせても1mに満たない寸法)、ボイラーのバーナーと缶体不良で交換、揚水ポンプのタンクにピンホール状の孔が開いた事による常時作動でAssy交換、廊下の床のたわみ等で、金が掛かる話ばかり。よくマンションの維持管理費で住民と管理組合間のトラブルの話を聞くが要するに老朽化を念頭に置いたメンテナンス費用を確保しているかいないかの話で、戸建の住宅の場合も同じ事がいえるという訳。定年退職した会社が一応世界的に名の通った所だったので、充分な退職金を貰ったので何とか対応しているが、此れが中小企業だったら、そうは行かないなと変な所で感謝している。
水漏れに関しては対症療法的な対応だったが目に見えない部分での漏れだったので仕方が無いものと理解している。現在は同じ床下でも配管はユニット化されて交換作業が簡素化されている上に、床上からのメンテナンスもやり易くなっている様なので管理が楽だよね。