内視鏡検査と宣告の日。

2008/1/30(水) 入院3日目。

昨夜20:40頃にIクリニックから処方されたリンデロン座薬を入れた(30分位で痛みが引き楽になった)のが効き、ぐっすり眠れた。が結局06:00に看護師に起され「ムーベン…下剤」を飲むよう渡される。此の時に08:00までに飲み終わるようにして下さいと言われたが10:20過ぎまで掛かってしまう。
(飲むには飲んだが排泄に手間取りオムツ2枚と検査着を汚してしまい交換したが、その途中で点滴の付け替えが入った為2〜30分時間を浪費した…大学病院の性格上、インターンによる点滴刺し替えで、一人目が下手で交代し、二人目がもっと下手で交代し、3人目の本職が左腕から右腕にしてOK)

経緯は以上の様な事だったが、そんなこんなしてる内に今度は、浣腸しますと言って自分のベッド上で始まったが直ぐに便意をもよおしトイレに行って頑張ってたら急かされて、出ると「もう良いので検査に行きます」と言われ看護師付き添いで2階の検査室に行き10分程で検査が始まる…イヤハヤごたごた続きで此処まで大変だった。

肩に腸の動きを止める注射をされ、直ぐに内視鏡検査開始「これじゃ痛いですね」とか何とか言われたけど、苦しいやら痛いやらでマトモな返事をしたかどうか良く覚えていない。

内視鏡検査は、腸内に空気を注入してモニターを見ながら内視鏡を操作して深部まで挿入し、必要に応じ撮影、疳子でサンプリング(切取る)を行うもので、患者はガス抜き(結果的にオナラ)をし、場合によっては下剤では排泄しきれなかった便を排泄しながらの受検であり、される方はもとより、する方はもっと大変と言う何ともはや、とんでもない検査ではあります(病院や医師によっては患者にモニターを見せながら行うことも有る…Iクリニックでは見せられた)。

と、まあ以上の様な感じで終了したのが12:30過ぎ位だったかな、痛みの方は腸の内容物が無くなったせいか、取り合えず無し。

14:30過ぎ位に妻が来たので面会ルームに行って話してたらISI先生が来て(主治医と内視鏡検査担当)、今までの点滴では栄養失調になるので高蛋白質の点滴に切り替える、場所は首の血管にすると言われてドッキリ。

今までの様に腕にすると血管が細いので、蛋白質の影響で血管がボロボロになるから太い方にする。場所的には足の付け根、鎖骨の間、首、とあり、足の付け根では都合が悪いだろうし、鎖骨の間は危険なので首の血管にすると言う事。
この処置は自分のベッド上で行ったが、頭に青い布を掛けられて首の周りの消毒後、局部麻酔の注射を2本(3本としても痛みが無いので分からない)されてから始まったが思った程ではなく直ぐに終了。
その後レントゲンで針の位置を確認し、問題無いとの判断が下りて右腕の点滴が外された。これでハンドリングが楽になる。

話が前後するが、面会ルームで妻と話してた時にISI先生が通ったので、多分私の所に来たと思うので、行って見てくれと言った所、先生が戻って来て検査について若干の説明があり、「潰瘍性大腸炎であり完治しない、但し薬で押さえ込む事は出来る。何故発病したかは不明だが歳を取るとポッと出る事があり、高齢者に多く見られる」等と言われる。
更に内視鏡検査時に6箇所(9箇所?)サンプリングしたので検査結果としては1W後(2/6)に分かるといった話の後で、先の点滴の話に繋がる。

妻は16:10頃帰る。明日は検査が無いとの事。
18:30頃長男が来て30分位話をして帰る。
20:00にK氏に電話を入れ、状況を話したが休暇日数0の件、欠勤扱いの件等色々有るらしく明日直接面会に来るとの事。
色々書いたが痛みが無いので楽。