UC発病の経緯-4

この時点でトイレの回数が7〜8回/1日、出血や粘膜状の下痢が続き食べた物も消化されずに排泄する様な状態となっていたが2007年10月の始め頃には一時的に症状が良くなり、治ったものと思い込み飲酒(主にビール)を1週間程続けたら元の悪い状態に戻ってしまいこの時はI先生にアルコールを飲み始めたと伝えた所、怒るというより呆れたと言ったような感じで「今まで以上に長い治療になる」と言われた事を覚えている…今にして思えば「一生治療が続くと言う事を言いたかったのだと思う」が、潰瘍性大腸炎であるとは最後まで言わなかった。
Iクリニックではペンタサ、プレドニン、リンデロン、ミヤBMツムラ大建中湯エキス顆粒等を処方されていたが年を越した1月28日にD病院の消化器内科に入院となった。
簡単に書いているが、IクリニックのI先生からは「消化の良いもの…ウドンとか御粥にし脂肪分、アルコールは控えるように、仕事はデスクワークが望ましい、身体を冷さないように…等々」と言われて食事制限をしていたが冬季休暇に入ってからはブログを始め夜遅くまで起きてPCに向かっていたのだがこの頃からトイレの回数が異常に多くなり、起きている時で「トイレに入り、出たら直ぐまた入る」、就寝中は「便意をもよおして起きてトイレに入り、蒲団に入ったら直ぐに便意をもよおしトイレに入るの繰り返し」と睡眠不足気味、そして食事は消化の良い物なのに茶碗で一杯食べるのがやっとで食事中でも急激な便意でトイレに駆け込む、時には間に合わない等といった有様で、野菜炒めを食べた時には未消化のまま排泄してしまう、排便臭は酷い匂い(多分大腸内で腐敗してしまう、つまり大腸が完全に機能しなくなった為と思われる)と言ったような状況で、2008年1月に入ってからIクリニックに通院した時に先生は‘町医者としての治療の限界’と判断した様子で、D病院の消化器内科に入院するよう勧められ紹介状を渡された。
尚この時点での服薬は先にも書いた通り「ペンタサ」、「ブレドニン」、「リンデロン座薬」、「ミヤBM細粒」、「ツムラ大建中湯エキス顆粒」であった。

紹介状を渡される時に言われたのは「‘これ以上は食止め’つまり絶食にして大腸を休ませる必要がある」と言う事で、家庭で出来る事ではないから入院と言う事になったもの(Iクリニックには入院設備が無い)。

と言ったような状況である。

もう少し続きます。