学級担任の先生は鬼の様な

2015/2/18(水)
昨日から降っている雨は未だやまない。そんな訳と言う事でもないのだが、07:00まで布団の中にいた。理由と言う程の事でもないが小学生の登校グループ(3グループ)は、雨が降ると親が車で送る事になっている様なので立哨はしないで済むからと言う事。
片道4㎞近くを歩いて通学すれば濡れるのは判っているからなのだろうが、私が小学生の頃は雨だろうが風だろうが徒歩で通学していたんだけれど、一人だけ雨が降ると学校を休む生徒が居たのを思い出す。
休む理由は傘が無いから。
私が子供の頃は、父親が戦争に行き其のまま帰ってこない、つまり戦死したと言う家庭の生徒が多く、母親は子供を養うために土方仕事をしている家庭も有り(苦界に身を落とす人もいた)、雨が降ると仕事は休みと言う事でその日の食事もままならぬと言う、書くのも辛い人達が多かったのを思い出してしまう。此れには続きが有り、学級担任の先生は鬼の様な人で「何故休むのか!」と問い詰め、挙句の果てに廊下に連れ出してビンタをくらわして其の生徒は頬を赤く腫らして泣いているのを見た(同級生)けれど、当時の先生は学歴も高く、いわば神様的な存在で「先生がする事は正しい事、叩かれるのは本人が悪いからだ」という考え方が極一般的だった様子。子供ながらに先生は怖い人と思ったいたのは確かな事なんだけど、今この様な事をしたらトップニュースで流される大事件なのだろうと思う。
昔と今は大違いなんでしょうかね? 思い出したくない事を思い出してしまいました。これを読んだ人は嘘だろう?と思うかもしれませんが、本当に有った事です。