これは本当の気持ち。

2014/3/8(土)
今日は、14:00から私が通院している病院の主治医が主催する、「IBDに関する講義」が開催される日と言う事で、妻と連れ立って参加してきた。この病院が扱うIBDの患者数は500人オーバーと言う事だったが、参加者数は20人位だったと思う。
講義内容は、主流となる治療方法と、内視鏡による検査、及び経年による癌化への対処法等だった。
第1回は2005年頃にクローン病に関する講義だったらしく、私の主治医による講義はIBDでもUCとCD(クローン病)に限定したもので、これも1回目、分かりにくい表現だが要は当病院としては第2回目の講義と言う事。
内容的には私自身調べて理解していた事だったので抵抗なく聞く事が出来た。
参加者の年齢層は、10歳位から70歳台までと幅が広かった。妻自身は10歳の患者が居る事に驚いていたが、私自身は気の毒にと言う印象で、程度の差は有るにしても完治出来ない疾患で、一生ついて回る厄介な病気と言う事から、本当に気の毒と言うより他が無い。
まあ、若年で成長途上でもあり、悪化して行くのか、或は寛解期の導入が早期に計られ、長期間に渡る安定状態が続くのかな、と言う気持ちを持ったのも事実。
講義が終わってから患者同士、或は担当医を交えてのデスカッションが行われたが、初顔合わせで込み入った話なぞ出来る筈も無く、上辺だけの話で終わったのが残念ではあった。
私自身は在職中はグループ討議(他職種、他部門との異種交流)に於けるデスカッションに慣れ親しんでいたせいか尚更その様に感じた。
しかし、そうは言っても同じ病気の人達と一堂に会する事が出来、話し合う事が出来ただけでも「やっぱりな」と安堵する事が出来たのは良い経験だった。
この件に関してのアンケートが有り、希望として、年に1回ではなく、何回か開催して欲しいと書いてきたが、これは本当の気持ち。