緊急事態「ロックオン」!

2013/2/5(火)
中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊護衛艦と艦載へりに射撃管制用レーダーを照射したと言うニュースが流れた。此れがどの様な意味を持つかを戦闘機に置き換えると、「ロックオンした」と言う事であり、更に此れをアメリカ軍に例えると、ロックオンされたアメリカ側は即座に反撃を行うという非常に深刻な事態を意味する事に成る訳だが、自衛隊の場合はこの様な事をされたと言う経験は今までに無い。艦船の場合の射撃管制レーダーを3㎞先から照射されたとは言え、事実上のロックオンをされたという事であり今後の対応が懸念される。まあ、とは言っても日本の場合シビリアンコントロールされており不測の事態になる事は多分無いと思うが、問題なのは政府の対応で、中国側は日本の出方を試していると言う事に対し、繰り返すがどの様な対応をするのかと言う事である。この事は先月に起きた事の様で、今日の防衛大臣の記者会見で記者から質問があったように「このタイムラグは何なのか」に尽きるのではないだろうか? このような事があったら間髪を置かずに世界中に中国が何をしたかを発信すべきと思う。何よりも事実を世界に向けて発信する事が最大の牽制であり戦略的な意味を持つ。今までの政権(民主党だけではなく自民党公明党他)が「中国を刺激しないよう穏便に」と言う及び腰と言うより弱腰な対応が中国やら韓国その他の国々を付け上がらせたと言う事で、間違った対応を取り続けた付けが回ってきている事に他ならないのではないだろうか。アメリカは日米安保条約を適用するとは言っているが(尖閣問題で)、それはあくまでも日本が毅然とした対応をした上での事であり、何もしないで助けてくれではソッポを向かれてしまうのではないだろうか?
(第二次安部政権が自衛隊の戦闘機によるスクランブル発進時に警告射撃を許可したと言う事に対する中国側の嫌がらせが今回の射撃管制レーダー照射と言う事なのだろうと考えているが如何に!)