琥太郎の脱臼。

2011/5/12(木)
琥太郎は通常は犬小屋に居るのだが、天気が良い日は玄関先に繋いで置く事にしていた。これが妻は気に入らない様で時々強引に鎖を引っ張って小屋に連れて行くことがある。で、琥太郎が泣き声を上げた時私は自分の部屋に居たのでガラス戸から覗いたら琥太郎が左後ろ脚を引きずるようにして妻について行った、と言う状況だった。また始まったと思いながらそのままにしていたら30分もしないうちにキャンキャンと言う泣き声がするので出てみると矢張り左後ろ脚を引きずると言うより、地面に着けずに足を上げた状態なので、彼方此方触ってみると人間で言う所の膝頭に相当する所が可也痛い様子。
家に入り妻に聞いたが何もしていないと言う。詰問するのもどうかと思いそれ以上言わなかったが、琥太郎をどうしよう、困った、と言ったら、それなら犬猫病院に行って見て貰ったらと言う事になり、仕事から帰ってきたばかりの娘に頼んで私が琥太郎を抱き、妻は後席に乗って医者まで行ったと言う所でした。
医者はどうしたのかと聞くが、分らないので「鎖に絡まった左後ろ脚をそのまま引っ張ったようで」と言ったら、兎に角見てみましょうと言う事になり、診察室に有る診察台の上に抱え上げたら、やはり左足を台につけずに上げたまま。医者は足を触ってみたら直ぐにわかったようで、琥太郎の頭を押さえていて下さいと言いながら強く膝あたりをつまむ様な押す様な事をして、原因は脱臼ですと言った様な説明をしてくれた。
犬の後ろ足の骨格標本を出して、関節の上に有る靭帯が関節の溝から外れてしまっている、取り敢えず入れたので詳細はレントゲンを撮ってみましょうと言う事になり、私も手伝いながらレントゲンを撮ってもらったが、琥太郎は恐怖と痛みで脱糞をする始末。
PCでレントゲンの結果を見せられたが、琥太郎は生まれつき脱臼を起こし易い体質?らしく偶々絡まった鎖のまま引っ張られて靭帯が溝からはみ出したと言う説明を受け、8日分の鎮痛炎症防止薬を処方され安静にして様子を見、それでも駄目なら手術をして(関節の骨を削り、靭帯が溝からはみ出さない様にする)治す事になると言われる。
私は素人なので文章で詳しく説明できないが、大まかに言えば以上の様な状況でした。
脱臼した靭帯を元に戻す要領を教えて貰ったので、家に戻って様子を見ていたら矢張り足を上げたままなので触ってみたら外れているので入れてやったが、足を少し動かすだけで外れてしまう状況で手術を考えなければと考えてしまう。
費用は10万円以上掛かる見込み。動物を飼った以上死ぬまで面倒を見るのは飼い主の責務であるが無職無収入の私としてはチト困った問題を抱え込んでしまった。