コイサンマンの秘薬の効果?

入院日記はちょっと一休み。

今日12日は定期検査が有った日でした。
何時もと同じ様に、診療科の受付に書類を出して直ぐに血液検査があり結果が出るまで約一時間掛かり、暫くして私の番。
K先生が私の主治医でIBDではT県の第一人者。 
ドアをノックすると「ハイどうぞ」、「御願いします」と言いながら椅子に座るなり「調子はどうですか」と聞かれ、「この前出して頂いたミヤBMを飲み始めてからトイレの回数が少なくなり始めたようで、就寝中のトイレは有って1回、多くても2回ですが殆ど無いと言っても良いくらいです、ガスも出始め、以前は便意なのかガスなのか区別がつかなくてトイレに行ってたのが明確に区別が出来るようになりました」と返事をしている内に血液検査の結果が出たらしく、炎症は消えましたねと言われる。
(検査結果はCRP値 0.21で、この数値は1年ぶりに低い値、それまでは最低が0.35、最高が4.21で常時炎症状態が続いていたわけで4.21を示した時は入院を余儀なくされた)

実はこのビフィジス菌入りのミヤBMを処方される少し前からルイボスティーを飲んでおり、ちょっと説明すると北アフリカ原産のルイボスティーは、以前コイサンマンと言う原住民の事がマスコミを賑わした事が有ったけど、この方々が秘薬として用いている物がヨーロッパでは健康茶として人気があり、様々な薬効の中に「胃潰瘍」にも効果がある、つまり胃腸にも効くという事でした。
だけど私が着目したのはこれがメインではなくカフェインを含まずお茶代わりに飲んでも香り味共に遜色がなさそうという事でした。

それまでは好きだったコーヒーはカフェインがありUCには好ましくない事から紅茶にシフトして、10時と15時に茶葉から抽出して毎日欠かさず飲んでいたのが良くなかったようでCRP値4.21の大台を記録して結果として入院生活を余儀なくされた事から、その紅茶も止めて(コーヒー並みのカフェインと蓚酸を含む)緑茶にしようと思ったけれど、紅茶と似たような物なので何か無いかと探していた所、ルイボスティーが目にとまり、良さそうだなと考えて飲み始めた。

と、まあ以上のような経緯が有り、ミヤBMとルイボスティー(勿論、アサコール、ハンゲシャシントウも服用して)を飲み始めた所、最初はやたら腹が張りガスが出てたんだけど4〜5日目辺りからそれも収まり、明確なガス(いわゆる屁)が出るようになり、就寝中のトイレの回数も減り始めたと言う事実があり、図らずも今日の検査の結果、炎症反応が上限値(0.3)を割り込んだと言う事。

本当にそうなのかどうかは、気のせいでは?、ミヤBMはUCの治療には気休めにしかならない(気休め、これは医者の言葉)のかもしれないので暫く様子を見ますが、そのような経緯をK先生に言うのは気が引けたのでミヤBMの事だけを伝えたのだけど、先生は「それは良い事、前進が有りましたね」と満足した様子で電子カルテにインプットしてから、漢方薬は別の物に切り替えます、次の再診は10月で、その間に薬のみが3回あるので漢方薬は効果を見る為色々試します、はまると効くのでね」と言われ定期検査(この病院では再診と言っている)を終了。
家に帰ってからルイボスティーの効果なんだろうね、と妻と話し、妻は飲み続けたほうが良いね等など話す。

ルイボスティーについては飲み始めてから4日目辺りからガスが明確に区別出来るようになりトイレの回数も僅かずつではあるが減ってきている事が実感出来、約1年分に相当する量を確保した。

如何でしょうか「コイサンマンの秘薬」の効果は?
但し以上の事はあくまでも個人的な事で医学的に証明された事では有りませんので読者の方々にお勧めはしません。

追伸
切り替える事になった漢方薬は「真武湯…シンブトウ」で効能は胃腸疾患。
切り替え前のものは「半夏瀉心湯…ハンゲシャシントウ」、効能は下痢止め。
と以上でした。
それから文中、トイレの回数が僅かずつでも減ってきている事、ガスが明確に区別出来る様になって来たと言う事に対し、先生は「アサコールが効いてきたか」と言ってた事を付け加えておきます。
私がこの時に「多分ルイボスティーの効果と思われます」と言った所で一笑にふされたただけで終わってたかもしれません。
最後に、ミヤBMは1年半程服用し続けた薬でしたが昨年の7月頃の再診で注腸が効かないので中止となり、代わりにリンデロン座薬、ロペミンカプセル半夏瀉心湯を処方され、この時にミヤBMも中止となった経緯があります。今日から2週間前の薬のみの時に申し出てアサコール、真武湯に中止となったミヤBMを追加して貰ったと言う所です。