2019/11/20(水）
香港で日本人大学生が逮捕され、夜遅く釈放されたというニュースが流れた。
逮捕された理由は、本人は分からないとの事の様子。
単なる野次馬根性で見に行ったとすれば余りにも浅はか。
香港の人達は世界中のニュースと言うか、情報を正確に入手できる様子で、ある一部だけでは少数民族のウイグル人(回教徒)が７桁単位で拘束され、いわゆる洗脳教育をされ、中には拷問の末に殺される人達が可成りの数に上がる、という事実を知っている。
香港がイギリスから返還される際の取り決めに、中国側から１国２制度体制を提示し、移行期間が５０年と言う取り決めがあるにもかかわらず、２５年目辺りから中国政府(中国共産党)が色々と口出しを始めたという事。
犯人引き渡し条例は現在無効となっているが、香港の自由な社会から中国側の管理社会になる事を恐れて香港市民が反対の意思表示をしているという事で、言わば命がけの抗議活動ともいえるものを、野次馬根性で見に行ったとすれば、余りにも軽はずみな行動なのでは？
私自身の勝手な考え方かもしれないけれど、此れが逮捕の最中に死亡するなんて事が有ったら「自己責任」では済まない話。
香港の人達の本心は分からないので憶測めいた事を書いたけれど、今の中国は中華マネーにものを言わせて、世界中で傍若無人な振る舞いをしているのを見るにつけ、習近平を国賓として招くというのは「変なサインを送る事になるのでは！」と、勝手に思っている。
